日暮らし雲水ラボ

気になるモノを独断研究

宅録を始めてみよう ~機材選びに迷ったら①オーディオインターフェイス~

 

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こんにちは、日暮らし雲水です。

今日はギタリストでも無い、作品を発表するわけでもない、ライブハウスやオープンマイクで披露するわけでも無い私がDTMを始めたきっかけと、機材選びについてお話しようと思います。

 

 

DTMの機材選びを迷ってしまう理由】

 それは専門知識をもったプロ用の機材だからです。

 もともと音楽制作は専門のプロの仕事。

 誰でも始められるけど専門のプロ用の機材の良し悪しはスペックや仕様の専門用語さえ理解できない。

 レベル、種類、機能、さらにその組み合わせがあり無限

 その道のプロが思い通りに音を作るためのプロの道具がある。

 素人に使いこなせる機材は実はそんなに多くない。

 単純にスペックや価格を眺めて考えるのは無駄。 

 忘れないで。プロと同じ事は出来ません。

  素人用の機材に絞って選びましょう。

DTMを始める目的は?】

 CDに出来るような音源は作れません。それでもDTMを始める目的を決めましょう。

  日本に帰国後、Youtubeで多くのギター講師が「上達には自分の演奏を録画するのが一番」と言ってるのを聞き、即コンデジ録画を開始。

  どんどん録画していきましたが、肝心の見直しはチラ見程度でした。

  そんな中、またYoutubeDTMが簡単に、それほどお金も掛けずに出来る事を知り、早速機材選びに取り掛かりました。

  ネット上で「初心者の為の◯◯の選び方」とか「失敗しない◯◯選び」「◯◯の人気機種5選徹底比較」とかたくさんの記事を読みあさりました。

  何度も読みあさりました。

  読んで理解するだけですごく大変でしたので誰でもやりがちなこんな方法はおすすめ出来ません。

【必要最低限の機材の一番安いものを選ぼう】

  必要最低限の機材を一番安いのもを選んでとにかく始めましょう。

  誤解の無いように言い直しますが「仕事も子育ても少し余裕がでたので老後も続けられる趣味として考えているなら」です。

  私がDTMに手をだしたのにはコンデジの録画ではクリアできない大きな問題があったからです。

  アコギ弾き語りをコンデジで生撮りするとギターの音が大きすぎるのです。

  そこで少しずつ買い足して行くことになったのですが、順を追っていると長くなりそうなので結論から先に、必要なのは3つ。

DTMに最低限必要な3つの機材】

   ●マイク(マイクスタンド、ケーブル含む)

   ダイナミックマイクコンデンサーマイク、接続端子の種類があります。

   ●PC

   いまお持ちのPCで十分です。

   ●オーディオインターフェイス

   コンデジスマホでの録音で満足できない方は必須です。

【必要最低限のオーディオインターフェイスの仕様】

  最もバリエーションが多く難解で誘惑も多い機材です。

  今回はオーディオインターフェイスです。

  冒頭で一番安いもので始めれば良いと言いましたが、ある程度続けることが出来れば一番最初に買い替えたくなる機材だと思うからです。 

私は徐々に機材を買い足して行きましたが、一通り揃った今、買い替えを検討しているのもオーディオインターフェイスです。

  オーディオインターフェイスは個人の趣味用として3千円台から10万円超えまであります。

  価格以外に主な機能だけでも最低下記の◯3項目はチェックが必要だからです。

  ①接続(USB-A、USB-C、Thunderbolt、)

  ②付属ソフト有無

  ③入力数

  ●出力数

  ●ループバック機能

  ●ヘッドフォンジャック数

  ●DSP有無

  ●演算 (24bit/192kHzとか)

  初めて買う場合、重要なものから順に並べました。

  ①USB-A接続の安いものを選ぼう

   自分の手持ちのPCに接続出来なけれ意味がありません。

   といってもThunderboltとUSB-Cのタイプだけ注意すれば良いです。

   もともとのコネクター形状がUSB-Aのタイプはコネクターを使ってどのPCに接続しても一応動きます。

   Thunderbolt端子が付いているMac用です。

   ※WindowsのUSB-C端子でThunderbolt対応しているものには使えます

   USB-C端子のものはデータ転送速度を要求するものが多いので変換コネクターを使ってもぶつ切れになったり、動かなくなる事が有るようです。

   PC側の性能が足りずにどちらかを買い直すよりUSB-A接続の安いものを買いましょう。後から思わぬ出費を強いられることになりかねません。

 

  ②付属ソフト付きのものを選ぼう

   DTMソフトも必ず必要で、フリーソフトも含めていろんな方がいろんなソフトをおすすめしていますが始める前にいくら検討しても選べる訳ありません。

最初は付属ソフトで十分です。

 

  ③入力数は最低2系統必要

   私の場合、ギターと声のバランスが調整出来なくて聞き直す気にならい事が問題でした。

   ギターとボーカルに別々のマイクを用意しないと調整出来ないのです。

 【まとめ】

 まとめますね。

  接続はUSB-A、入力数は2系統、付属ソフト付き

  で安いものを選んで下さい。   

 

【オーディオインターフェイスのステップアップ】

  私の場合2系統入力のAIを3年使ってみて、徐々に自分には何が必要かわかってきました。200回以上、設定を変えてみながら、他の機材も買い足しながら、試行錯誤しているうちに徐々に分かって来ました。 

  参考までに、私が買い替えを検討している理由ですがDSP搭載でコンプレッサーを掛け撮り出来る機種を見つけたからです。

  コンプレッサーは音の上限値を超えると音割れするので大きな音を小さく変更するもの、搭載したDSPでこの処理を行うものです。

  この機種を買うことによって解決できる問題は以下の2点です。

  ①入力レベル調整が面倒くさい

  ②PCのパワー不足

   音割れを起こさないよう余裕をもって小さめに設定していると再生するときもかなりボリュームを上げる事になる。

   自分のモチベ(聞き直す勇気)を上げるために、最後にリバーブやディレイを掛けたりコンプレッサーの調整をしたりするのですが、このときぶつ切れになったりPCがかなり熱くなったりヒヤヒヤする。

   これがあってDTM録音する時は気持ちを上げることから始める事になったり、結局お手軽にコンデジ録画になったりしてる状態なんですよね~。

 

最後に、私なりに最低限て思いつつ揃えてしまった機材を載せておきます。

 

   マイクに数多くの種類があることを知り勉強開始

   マイクプリ、AI、エフェクター

   また、音屋、ヤフオク、アマゾンで買いあさり

   コンデンサーマイク✕2、ダイナミックマイク✕2

   コンタクトピックアップ✕2、マグネティックピックアップ✕2、

   マグネット+マイクピックアップ✕1

   ギターアンプ✕2、マイクプリ✕1、AI✕1

   マイクスタンド✕2、楽譜スタンド✕4、エフェクター✕2

   現在AIのグレードアップ研究中

きっとローランドのRubix44買うことになるので暫く使用したらまた記事にしようと思います。

 

次回はマイクの話「音質の上限レベルを決定してまう音の入口」をしますね。

 

ROLAND ( ローランド ) / Rubix44 USBオーディオインターフェイス

ループバック機能、ハードウェアのコンプレッサー/リミッターを搭載した4in4outのUSBオーディオインターフェイス。Ableton Live Liteをバンドルし、買ってすぐに制作を始められるパッケージとなっています。

サウンドハウス

ループバック機能、ハードウェアのコンプレッサー/リミッターを搭載した4in4outのUSBオーディオインターフェイス。Ableton Live Liteをバンドルし、買ってすぐに制作を始められるパッケージとなっています。

 

 

ROLAND ( ローランド ) / Rubix24 USBオーディオインターフェイス

 

 

 

BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC202HD

 



 

 

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII オーディオインターフェイス 

 

 

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